オペラとオペレッタの違い

オペラはまず神話を題材にしたものからはじまったと言われています。そのため、真面目な題材を扱うオペラ・セリア(正歌劇)から始まりました。

オペラ・セリアの幕の間の息抜きとした幕間劇(まくあいげき)として、喜劇的な題材を用いた短い喜劇オペラ・ブッファが併演されるようになりました。

能でいえば狂言のようなものですね。

このオペラブッファが後にオペレッタとなりました。

オペレッタは音楽と台詞とで組み立てられた音楽劇で、オペラブッファを前身としているだけあって、ドラマが必要以上にシリアスで重苦しいものになることがありません。観客の笑いと涙を誘いつつ、人生の機敏をセンシティブに描き出すのを身上としているのです。

オペレッタは一見、おちゃらけた内容のドラマを甘美で軽快な音楽でまとめているようでいて、その中に人生の醍醐味を込めたあたりが魅力といえます。

このオペレッタがイギリスへ渡り、ミュージカルへと変貌をします。
そしてさらにミュージカルが大西洋を渡り、アメリカで花開き、20世紀の一大商業音楽劇として確立されてゆきました。


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